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ジンジャ案内


           

 

現地語で「石」という意味を持つジンジャ市は人口約10万7千人で、カンパラから東へ80km、ケニア国境より143kmに位置する。ブソガ族(バンツー系)の住民が多く、このブソガ族はかつて大きな王国のひとつの下で暮らしていた。また、世界最長のナイルの源流には、各国から旅行者が訪れ、ウガンダ有数の観光地となっている。ナイルの源流を始めとするジンジャでの見所は以下のとおり。

 

 

ナイル川 全長6,695kmにおよぶ世界最長のナイル川は、ウガンダに発源し、スーダン、エジプトを流れ、地中海に注ぐ。
ウガンダ内のビクトリア湖から始まり、キョウガ湖を経てアルバート湖に流れるまでのナイルをビクトリア・ナイルと呼び、アルバート湖以降、スーダン内で支流のバハルエルガザル川と合流するまでの流れはアルバート・ナイルと呼ばれる。
また、バハルエルガザル川と合流してから、ハルツーム(スーダン)で青ナイルと合流するまでを白ナイルという。支流の青ナイルはエチオピアのタナ湖に発源し、白ナイルと合流する。

 

ナイル源流 1856年イギリス人の探検家ジョン・スピークとバートンは当時ヨーロッパ人には確認されていなかったナイル川源流の発見を信じて、タンザニアのザンジバルを出発し、アフリカ大湖地域への探検を始めた。    1862年7月28日にスピークは同源流を発見し、ジンジャで同湖から始まる川が白ナイルの源流だと主張したが、当時は賛否両論であった。スピークの死後にも探検が繰り返され、アメリカ人探検家ヘンリー・スタンレーによって、スピークの主張が裏づけられ、同湖がナイルの源流であることが確認された。この源流が間近で見られる小さな中洲にはボートから上陸が可能で、そこには同地点が白ナイルの始点だということを示す石碑が建てられている。

 

ビクトリア湖 ケニア、ウガンダ、タンザニアの三カ国に囲まれ、68,800平方キロの湖水面積を持つ大湖である。湖水面積はアフリカで最大、世界でもスペリオル湖、カスピ海(淡水)に次ぎ、第3位の大きさを誇る。これは、九州の2倍、琵琶湖の100倍にもなる面積であるが、平均水深は  40m、最大水深は84mと大湖にしては浅い。
1858年イギリス人探検家ジョン・スピークがナイル川の水源を探索中、大きな湖を発見。スピークは時のビクトリア女王の名を取り、ビクトリア湖と命名した。ビクトリア湖は、約100万年の歴史を持ち、多くの固有種が進化し生息する「ダーウィンの箱庭」としても有名だが、近年ナイルパーチという全長2mを超す肉食の外来魚が食用として放流されて定着し、湖の固有種が激減している。

ブジャガリ・フォールズ
幅1kmにわたり7、8本の滝があり、ブジャガリという男性が、なめし皮(Bark Cloth)にのって、川を下っていたという伝説がある。高い所から眺めるだけでなく、岸まで下りることもでき、幅の広さと水量に圧倒される。

 

オーウェン・フォール・ダム
1954年に建設以来、ウガンダの電力供給の大部分をこのダムを使った水力発電が担ってきた。

 

スピーク記念碑公園
町の中心地から南西約1km、徒歩約15分にある色とりどりの花と木に囲まれた美しい公園。ここから眺めるナイルの源流は壮観である。

 

その他
ウガンダはインド系移民の影響を強く受けており、ジンジャも例外ではない。ヒンズー寺院等を見ることができるのはそのためである。また、源流の近くにはマハトマ・ガンジーの記念碑が建てられているが、これはガンジーの死後、世界中に散らばった彼の灰の1部が生前の本人の希望によりナイル川に流されたからである。
その他、ナイル・スペシャルというウガンダ産のビール工場があり、予約をすれば、醸造過程の見学や試飲などができる。