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在ウガンダ日本国大使館

Embassy of Japan in Uganda

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マールブルグ病(出血熱)の発生に関する注意喚起(続報)

1 10月27日ウガンダ保健省は,2人目のマールブルグ病患者を確認したと発表しました。この方は、ウガンダ東部Kween県に住む38歳の男性で,10月13日にマールブルグ病で死亡した姉の付き添いをしていました。血液サンプルをウガンダウイルス研究所で検査した結果,マールブルグ病の感染が確認され10月26日に死亡しました。
 
2 今回のアウトブレイクでは,この男性を含めこれまでに3名が死亡しています。もう一人は、二人の弟にあたる35歳の男性で,9月13日に発症し,9月23日にKapchorwa General Hospitalで死亡しています。今回の感染者の第1号と考えられますが,血液検査による確定診断は行われておらず,probable caseとして扱われています。感染経路ですが,家畜のための塩を探しに洞窟に入り感染したと推定されています。
 
3 ウガンダ保健省は,ナショナルタスクフォースを立ち上げ,Kween県と隣接するKapchorwa県(患者が搬送されたKapchorwa General Hospitalがあります)に専門家チームを派遣し,対策を行っています。
 
4 新聞などで,病院スタッフ2名に感染の疑いがあると報じられましたが,いづれも検査結果は陰性でした。
 
5 マールブルグ病(出血熱)は,マールブルグ・ウイルスが引き起こす,致死率が非常に高い極めて危険な感染症です。患者の血液,分泌物,排泄物などに直接触れた際,皮膚の傷口などからウイルスが侵入することで感染します。感染の拡大は,家族や医療従事者が患者を看護する際,あるいは葬儀で遺体に接する際に引き起こされる例が報告されています。感染予防のため,ウガンダ保健省は不必要な集会等にも近づかないように推奨しています。
 
6 自然宿主はオオコウモリであるとされており,このウイルスに感染したサルなどの動物に触れたり,食べたりすることによっても感染しますので,野生動物に接触したり,洞窟に入ったりしないように注意してください。
 
7 予防のためのワクチンは存在せず,治療は対症療法のみとなります。潜伏期間は3日から10日で,発熱・悪寒・頭痛・筋肉痛・食欲不振などに始まり,嘔吐・下痢・腹痛などの症状があります。更に悪化すると,皮膚や口腔・鼻腔・消化管など全身に出血がみられる等し,死に至ります。
 
8 疑わしい症状が認められた場合は,早めに医療機関を受診して下さい。