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ワキソ県における小学校施設整備計画

1.計画の概要

被供与団体

ワキソ県政府

供与額

90,741米ドル

署名者

ジョセフ・ムクワヤ氏 (県首席行政担当官)

計画名

ワキソ県における小学校施設整備計画

実施地

ワキソ県ワキソ準郡(セント・ジュード・バンダ小学校)、ナンガボ準郡(キテジ障がい児教育小学校)

供与内容

政府支援小学校2校に2教室2棟、3教室・職員室・倉庫を含む教室棟1棟、簡易トイレ1棟を建設。3人がけ椅子・机(一体型)計113台、教師用椅子・机8組、雨水貯水タンク1基を整備。

贈与契約署名日

2009年12月21日

引渡式開催日

2011年9月9日

ワキソ県は、ウガンダの首都カンパラに隣接する、2000年に設立された県で、カンパラへ通勤・通学する人口の多くが居住する地域です。2007年版の県別統計によると、ワキソ県の人口は約105万人ですが、首都カンパラの人口が増加し続けているため、ワキソ県に住む人の数も年々増えています。
ワキソ県には1,221校の小学校があり、そのうち政府支援校は249校です。近年、内戦後の復興支援として、ウガンダ北部を中心とした地域に対して多くの国際機関や政府機関が活動を行っていますが、ワキソ県をはじめとする首都近郊県に対しては、国際ドナーの優先度が低くなっており、一方で増加する人口に対しては地方政府の力だけでは社会的インフラの整備が追いつかず、人々の生活水準は低いレベルに留まっていることが多いのが現状です。また、1993年から導入されたウガンダ政府の初等教育義務化(UPE)の影響により、小学校へ入学する児童が増加していますが、教員の増員や学校設備の拡充が追い付いていません。困難な学習環境を改善するために、本計画で2校の小学校に教室及びトイレを建設し、机椅子、雨水貯水タンクを整備します。

 

2.引き渡し式


2011年9月9日、ワキソ県セント・ジュード・バンダ小学校において、皆川大使が出席して引き渡し式が行われました。
プレスリリース(英文)

 
テープカットをする県職員と皆川大使   記念プレートの前で
テープカットをする県職員と皆川大使  
記念プレートの前で
感謝の歌を披露するセント・ジュード・バンダ小学校の児童   草の根支援の校舎の前で記念撮影
感謝の歌を披露するセント・ジュード・バンダ小学校の児童
 
草の根支援の校舎の前で記念撮影
校舎の継続した維持管理を約束する学校運営委員会メンバー    
校舎の継続した維持管理を約束する学校運営委員会メンバー