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チボガ県ブコメロ町における安全な水へのアクセス改善計画

 

 

1.計画の概要

被供与団体

チボガ県政府

供与額

80,085米ドル

署名者

マリオン・パメラ・トゥカフリルワ・シロンコ氏 (前県首席行政担当官)

計画名

チボガ県ブコメロ町における安全な水へのアクセス改善計画

実施地

チボガ県ブコメロ準郡ブコメロ町

供与内容

給水システム(貯水槽4.8万リットル、モーター揚水設備、水道管3.2km、給水所4箇所)を建設。

贈与契約署名日

 2010年2月5日

引渡式開催日

 2011年8月24日

チボガ県は、首都カンパラから約120km北西に位置する、人口約27万人の県です。主な経済活動は農業及び牧畜(牛)であり、とうもろこし、豆、バナナを主とする作物を栽培しています。換金作物としてはコーヒーやお茶が存在しますが、大規模に機械化された農場はなく、県民の大部分は自給自足に近い生活を送っています。チボガ県の安全な水へのアクセス率は53%(2006/7年県政府統計)であり、全国平均とされる58%を下回っています。ブコメロ準郡については、安全な水へのアクセス率は40%と、さらに低くなっています。ブコメロ町では町中心部にある湧水を主な水源としていますが、この水源は幹線道路から30mほど崖を下った場所にあり、崖上にあるトイレの汚水や商店街の排水、また降雨時には土砂が入り込むなどの汚染要因が多く存在していました。汚染された水を摂取することによる細菌感染やその他の健康被害も報告されています。本計画で、深井戸を水源とする新たな水道システムを建設し、ブコメロ町や周辺村の約8,000人の安全な水へのアクセスを改善します。

 

 

2.引渡し式

2011年8月24日、チボガ県において、皆川大使が出席して引渡し式が行われました。
プレスリリース(英語)

 

記念プレート除幕をする大使   貯水タンクの前で、チボガ県職員、JOCVと大使
記念プレート除幕をする大使   貯水タンクの前で、チボガ県職員、JOCVと大使
給水所の取水口   感謝の歌を披露する住民グループ
給水所の取水口   感謝の歌を披露する住民グループ