トップ>ウガンダと日本>ウガンダと日本のODA>「草の根無償」>実施事業
1.計画の概要
被供与団体
ハプーヨ準郡政府
供与額
103,886ドル
署名者
トゥムクギゼ・ゴンザガ準郡長
計画名
ハプーヨ準郡における小学校施設整備計画
実施地
チェゲグワ県ハプーヨ準郡 (ウガンダ西部)
供与内容
ハプーヨ小学校及びルウェンヤンゲ小学校の施設整備
贈与契約署名日
2011年1月27日
ウガンダ西部チェゲグワ県は,2010年7月に中央政府の地方分権化政策によって,チェンジョジョ県から分離独立した県で,人口は約143,000です。住民のほとんどが青バナナ,とうもろこし,豆類の生産に依存した自給自足の生活をしています。同地域は1970年代のアミン政権下の混乱以降は紛争もなく,ウガンダの他の地域と比較すると平穏ですが,教育環境を含めたインフラ整備がかなり遅れています。県内の1教室あたりの平均生徒数は約75名で,教育省が推奨する50名を大幅に上回り,劣悪な教育環境にあります。本計画対象の2小学校は,教室不足に加え,近くに大きな町がないため遠くに住んでいる教員の遅刻・欠勤が問題となっています。本計画で,2小学校の教室数を増やし,机と椅子を整備するとともに,教員寮などを建設し,800人近くの生徒の教育環境を改善します。
2.贈与契約署名式
2011年1月27日,在ウガンダ日本国大使館において,加藤圭一大使とトゥムクギゼ・ゴンザガ準郡長の間で贈与契約が署名されました。
3.引き渡し式
2011年10月5日、チェゲグワ県ハプーヨ準郡ハプーヨ小学校及びルウェンヤンゲ小学校において、皆川大使が出席して引き渡し式が行われました。
ルウェンヤンゲ小学校のプレートを読み上げる大使 踊りで歓迎するルウェンヤンゲ村民
ハプーヨ小学校にてテープカットを行う大使 ハプーヨ小学校を視察する大使
ハプーヨ小学校児童による伝統舞踊の披露 政府関係者及び児童との記念撮影