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ネビ県ゴリ保健センターにおける手術室棟建設計画

 

    1.計画の概要

 

被供与団体

ウガンダ教会ネビ教区ゴリ保健センターIII

供与額

67,717米ドル

署名者

オロムカン・ウナ・ジョフリー代表

計画名

ネビ県ゴリ保健センターにおける手術室棟建設計画

実施地

ネビ県 (ウガンダ北部)

供与内容

新規手術室棟の建設

贈与契約署名日

2012年2月27日

 

 

    ネビ県はウガンダ北西部西ナイル地域に位置し,コンゴ民主共和国と国境を接する人口約43万人を有する県です。西ナイル地域はアミン元大統領の出身地であったため、一時は電気や井戸を含むインフラ整備が進みましたが、政権崩壊の際に敵対勢力から多くのインフラを破壊されるなどの大打撃を受け、多くの住民が隣国に避難しました。近年、同地域の治安は落ち着いていますが、保健・医療サービスを含む社会インフラ整備はかなり遅れています。ゴリ保健センターには、現在簡易縫合等のためのスペースしかなく、手術や輸血を行える施設がないため、帝王切開を含む手術や緊急の患者に対処することができません。そのため、県内の総合病院や隣接するグル県の病院に緊急搬送しなければならず、処置の遅れ等が大きな問題になっています。国及び県からの要請を受け、同保健センターをレベルⅣの保健センターに格上げするため、本案件で手術室棟を整備し、年平均12,000名の患者の保健医療サービスを改善します。

     

     

    2.贈与契約署名式

    2012年2月27日,在ウガンダ日本国大使館において,皆川一夫大使とオロムカン・ウナ・ジョフリー代表の間で贈与契約が署名されました。


    プレスリリース(英語)

 

署名する大使  

署名する被供与団体代表

署名する大使    署名する被供与団体代表

契約書の手交

   
契約書の手交
   

 

 

3.引渡し式

2013年4月25日、ゴリ保健センターにおいて、皆川大使が出席して引き渡し式が行われました。

 

プレスリリース(英語)

 

 
供与された手術棟   引き渡し式記念プレートを読み上げる大使
 
テープカットを行う大使   手術棟の視察
 
大使スピーチ   記念写真