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キソロ県ブナガナ教区における安全な水へのアクセス向上計画

 

 

 

1.計画の概要

被供与団体

農村貧困削減支援

供与額

98,831米ドル

署名者

カビホゴ・ベアトリス(チーム・リーダー)

計画名

キソロ県ブナガナ教区における安全な水へのアクセス向上計画

実施地

キソロ県 (ウガンダ西部)

供与内容

雨水貯水施設8箇所の建設,雨水貯水タンク8台設置

贈与契約署名日

2013年11月21日

     

    ウガンダの南西端の山間部に位置するキソロ県は,コンゴ民主共和国とルワンダの国境沿いの僻地にあり,アクセスが困難なためインフラ支援が届きにくい地域にあります。本計画対象地域のブナガナ教区が属する同県ムランバ準郡は,安全な水へのアクセス率が8.5%と非常に低いだけでなく,近年コンゴ民主共和国からの難民の流入により,安全な水へのアクセス率の問題が一層深刻化しています。ブナガナ教区の人口は約30,200人ですが,生活用水を確保するため,多くの住民は,国境を超えコンゴ民主共和国側の水源もしくは遠く離れたチューホ湖まで毎日10-12Km以上歩いて水汲みに行かざるを得ません。水汲みに行く子供達は学校に遅刻したり,中退する原因になっており,また,女性は日中畑仕事・家事があるため早朝の暗い時間帯に水汲みに出かけ,道中,暴力の被害に遭うことも多いのが現状です。さらには,水へのアクセスが悪いため近くの不衛生な沼の水を飲んでしまう住民もおり,ムランバ準郡保健センターに通う患者の60%が下痢,赤痢,コレラ,寄生虫,皮膚病等の水因性疾患と診断されています。本計画で雨水貯水施設8か所を建設し,雨水貯水タンクを右施設に各1台,計8台設置し,住民の安全な水へのアクセスを改善します。

     

     

2.贈与契約署名式

2013年11月21日,在ウガンダ日本国大使館において,藤田順三大使とカビホゴ・ベアトリス・チーム・リーダーの間で贈与契約が署名されました。


プレスリリース(英語)

 
署名する大使  

契約書手交

署名する大使   契約書手交
被供与団体スピーチ   記念撮影
被供与団体スピーチ   記念撮影