クリミア・コンゴ出血熱とリフトバレー熱の発生に伴う注意喚起

平成30年1月24日
1月23日の保健大臣ステートメントによると、昨年8月以来、ウガンダではクリミア・コンゴ出血熱に4名が感染し、ナカセケ(Nakaseke)県で1名が死亡しています。また、リフトバレー熱に5名が感染し、ブイクウェ(Buikwe)県、ミティヤナ(Mityana)県、チボガ(Kiboga)県で各1名が亡くなっています。ナカセケ(Nakaseke)県とルウェロ(Luwero)県には対策チームが派遣されたほか、ナカセケ(Nakaseke)県、センバブレ(Sembabule)県、チェゲグワ(Kyegegwa)県、リヤントンデ(Lyantonde)県、ムベンデ(Mubende)県、ゴンバ(Gomba)県では殺虫剤の噴霧が実施されているとのことです。
 
クリミア・コンゴ出血熱とリフトバレー熱は、どちらもアフリカに広く分布するウイルスによる人獣共通感染症です。マダニ(前者)または蚊(後者)に刺されること、あるいは感染した動物(血液・臓器)と接触することでヒトに感染します。前者がヒトに感染すると、発熱、頭痛、筋肉痛、腰痛、関節痛などで突然発症し、重症化すると肝臓や腎臓の障害、下血など消化管出血を来します。後者がヒトに感染すると、発熱・頭痛・筋肉痛などで軽く済むことが多いのですが、まれに網膜炎による視力障害や出血傾向、脳炎を来たすことがあります。
 
疑わしい症状が認められた場合は、早めに医療機関を受診して下さい。予防としては、ワクチンはありませんので、皮膚の露出を少なくし、虫除けや殺虫剤を適切に使用するなど虫刺されに注意し、流行地では動物(含死骸)との接触を控えてください。