令和4年度草の根・人間の安全保障無償資金協力に係る署名式典の開催(「キトゥグム県聖ジョゼフ病院における手術棟建設計画」、他1件)

令和4年12月19日
キトゥグム県政府との署名
聖ジョゼフ病院との署名
 12月9日、令和4年度草の根・人間の安全保障無償資金協力(GGP)に係る署名式典を大使公邸にて執り行いました。同署名式では、福澤秀元大使が、聖ジョゼフ病院との間で「キトゥグム県聖ジョゼフ病院における手術棟建設計画」(91,099米ドル)について、キトゥグム県政府との間で「キトゥグム県ボラ小学校における教室棟及び教員用住居建設計画」(92,296米ドル)についての贈与契約書に署名しました。
 同署名式には、オケロ外務国務大臣も参列し、日本政府のリーダーシップに感謝したいと祝辞を述べました。
 聖ジョゼフ病院が実施する案件では、手術棟を建設することにより、年間約2,880名の患者に対して安全かつ衛生的な環境を整備します。
 キトゥグム県政府が実施する案件では、約630人の児童に安全で適切な教育環境を提供するために新規教室棟を建設します。加えて、8名の教員が適切な居住環境のもとで勤務が可能となるよう教員用住居建設を行います。
 式典では、福澤大使がスピーチを行い、GGPは大使館が直接地域の団体とパートナーシップを結び案件を実施するユニークな取り組みとなっており、協働して案件実施が円滑に進むよう願っていると述べました。各団体の代表者がスピーチを行い、本案件の実施を通して、現在直面している課題改善に取り組んでいくことを約束しました。