草の根・人間の安全保障無償資金協力「カムウェンゲ県ブシリバ第二次保健センター外来病棟建設計画」引渡式

令和7年9月12日
集合写真
待合室
カムウェンゲ県のブシリバ第二次保健センターにて、新たに建設された外来病棟(ポドコニア症患者室を含む)、医療機器及び医療用家具の引渡しが行われました。
 
本事業により、同保健センターにおいて、年間約9,000人の患者が屋外での待機・診察を回避し、室内で迅速かつ正確な診療を享受できるようになることが期待されます。また、カムウェンゲ県はミネラル粒子が皮膚から浸透しリンパ浮腫を引き起こすポドコニア症の罹患率が国内最多の地域です。本事業においてポドコニア症患者室が整備されたことにより、約1,200人のポドコニア症患者がプライバシーの確保される専用診察室で正確な診療を享受できるようになることが期待されます。
 
本事業「カムウェンゲ県ブシリバ第二次保健センター外来病棟建設計画」(供与限度額82,580米ドル)は、カムウェンゲ県に位置するブシリバ準郡役場の支援要請を受けて、令和5年度対ウガンダ草の根・人間の安全保障無償資金協力案件として実施されたものです。
診療室
既存病棟
患者たち