草の根・人間の安全保障無償資金協力「チクベ県チャングワリ難民居住区ブキンダ小学校教室棟建設計画」署名式

令和7年11月10日
式典の様子
佐々山大使によるスピーチ
2025年11月4日、佐々山大使とアクション・アゲインスト・ハンガーのウガンダ局局長が、チクべ県チャングワリ難民居住区で教育の事業を実施するため、草の根・人間の安全保障無償資金協力(GGP)の無償資金協力契約(G/C)に調印しました。
 
アクション・アゲインスト・ハンガーは日本政府から122,999米ドルの資金供与を受け、「チクベ県チャングワリ難民居住区ブキンダ小学校教室棟建設計画」を実施します。新たに教室棟1棟(3教室、計159人収容)、トイレ棟2棟(男子トイレ5基、女子トイレ5基)、フェンス(全長995m、門及び守衛室を含む)が建設され、学校備品(児童用机椅子54台、教師用机3台、教師用椅子3脚)が整備されます。これにより1~3年生の1教室当たりの児童数が平均255人から平均127人に(午前・午後の二部制導入後は平均63人)に、トイレ1基当たりの利用者数が68人から44人に減少し、同校の児童・教員計約1,200人が安全で適切な環境下で学習・教育活動を継続できるようになることが期待されます。
 
佐々山大使は式典冒頭のスピーチで、当該案件は約300件の申請書の中から選ばれたことに言及し、アクション・アゲインスト・ハンガーに祝辞を述べました。また、このプロジェクトが、将来を担う子供たちのための教育や、国内の難民居住区で実施されることへの重要性を強調しました。
ACF局長によるスピーチ
署名の様子
集合写真