助産婦の能力向上のためのトレーニング・センター建設計画

平成22年6月16日

計画の概要

被供与団体 ウガンダ民間助産婦協会
供与額 88,495米ドル
署名者 マイケル・マツィコ代表
計画名 助産婦の能力向上のためのトレーニング・センター建設計画
実施地 カンパラ市
供与内容

助産婦トレーニング・センターの建設

贈与契約署名日 2008年8月20日

ウガンダ民間助産婦協会(UPMA)は1948年に設立され,全国に14の地方支部を持ち,トレーニング等を通して約900名の会員助産婦の技術・能力向上を図っている会員制の団体です。助産婦の国家資格を有し,年会費を支払えば,誰でも無償でトレーニングに参加することができます。会員となっている助産婦は,全国各地で母子保健に関する様々な保健・医療サービス(避妊処置,STI治療,VCT,予防接種など)に従事しています。同協会は,助産婦に対し,避妊方法,妊娠中モニタリング方法,出産時救命技術,分娩後出血予防,カウンセリング方法等に関するトレーニングやワークショップを頻繁に行っていますが,これまでは,同協会事務所敷地内の駐車場や事務所の一角を利用して,これらのトレーニングやワークショップを行っていました。本計画によって,会議室や研修用クリニック,カウンセリング室などを含むトレーニング・センターを建設・整備することにより,これらの活動が容易となり,一層充実したものとなることが期待されます。

引渡式

2010年6月16日,カンパラ市メンゴ区のウガンダ民間助産婦協会において,加藤圭一大使が出席して引渡式が行われました。