アムリア県における小学校施設整備計画

平成23年7月21日

計画の概要

被供与団体   アムリア県政府
供与額   84,997米ドル
署名者 カイイセ・クリゼストム首席行政官
計画名 アムリア県における小学校施設整備計画
実施地 アムリア県(ウガンダ東部)
供与内容 小学校3校の教室棟建設、教室家具(本棚、教員及び生徒用の机、椅子)及び教材整備
贈与契約署名日 2009年12月21日

アムリア県を含むウガンダ東部地域は地域在住の民族名からテソ地域と呼ばれていますが、隣接するカラモジャ地域からの襲撃に常に悩まされ、近年では反政府組織「神の抵抗軍」(LRA)などのテロ行為の被害も受けてきました。また、換金作物はゴマやわずかな綿花以外はほとんどなく、ウガンダでも最貧困地域の一つとされています。アムリア県には政府支援小学校が100校あり、約5万5千人の児童が小学校に通っています。1教室当たりの児童数は平均80名で、全国平均の71名と比べても、教育環境の整備は遅れています。また机・椅子も十分にないため、地べたに直接座って授業を受けなくてはならない状況です。本計画で政府支援の3小学校に教室棟を建設し、机・椅子を整備することで、教育環境を改善します。

引渡式

2011年7月21日、アムリア県アムチュ小学校において、皆川大使が出席して引き渡し式が行われました。