アウェレ中高等学校施設整備計画

平成22年11月4日

計画の概要

被供与団体 アウェレ中高等学校
供与額 59,552米ドル
署名者 オコット・アイェラ・ラベジャ・オティネル司祭(理事長)
計画名 アウェレ中高等学校施設整備計画
実施地 グル県、オデク準郡
供与内容 図書室棟の建設、家具の調達
贈与契約署名日 2010年2月2日

グル県とパデル県の県境,オデク準郡に位置するアウェレ中高等学校は,神の抵抗軍(LRA)のリーダー,ジョセフ・コニーの出身地にあり,北部内戦中最も戦闘が激しかった地域でした。そのため同校は2009年までグル市内に避難して仮設校舎で授業を行っていましたが,国際NGOなどの協力でオデク準郡の同校敷地に教室棟が整備され,2010年から再開されました。準郡唯一の中高等学校として,グル県以外の近隣県からも多くの生徒を受け入れる学校として,今後同地域で中核的な役割を担うことが期待されています。本計画では,これまで同校が集めてきた蔵書や支援団体から寄贈された図書を有効に活用し,混雑のため交代制で授業を受けている生徒たちの自習スペースを確保するため,図書室棟を建設し,本棚とテーブルを設置して学習環境を改善します。
 

引渡式

2010年11月4日,アウェレ中高等学校において,加藤圭一在大使が出席して引渡式が行われました。