イシンジロ県における小学校施設整備計画

平成23年2月3日

計画の概要

被供与団体 イシンジロ県政府
供与額 86,824米ドル
署名者 ニャカフマ・ジョン首席行政官
計画名 イシンジロ県における小学校施設整備計画
実施地 イシンジロ県ンガラマ準郡,カブヤンダ準郡,カシュンバ準郡
供与内容 小学校3校における教室棟建設,雨水貯水タンク設置,
簡易トイレ建設,机・椅子の整備
贈与契約署名日 2009年12月21日

イシンジロ県は,2005年にムバララ県から分離独立した新しい県の一つです。首都カンパラから南西に向かい315kmほど離れた僻地に位置しており,住民のほとんどが農業に依存した自給自足の生活をしていますが,農業での収穫は乏しく,人々は貧しい生活を強いられています。イシンジロ県には公立(政府支援)小学校が166校あり,約8万5,000人の生徒が通っています。県政府の調査によると,小学校の1教室当たりの生徒数は平均229名で,生徒の3分の2以上が床や地面に座って授業を受けており,劣悪な教育環境にあります。また,小学校のトイレ数も少なく,衛生状態の改善が望まれています。本計画で3小学校に通う生徒1,400人以上の教育環境が改善されます。

引渡式

2011年2月3日,ブルンガモ小学校(イシンジロ県)において,加藤圭一大使が出席して引渡式が行われました。