カリロ県における小学校施設整備計画

平成23年5月4日

計画の概要

被供与団体 カリロ県政府
供与額 90,442米ドル
署名者 ガハフ・G・ピーター首席行政官
計画名 カリロ県における小学校施設整備計画
実施地 カリロ県ナムゴンゴ準郡(ブワユヤ小学校)
ナムウィワ準郡(ブサンベク小学校)
供与内容 教室棟(4教室、教員室、倉庫)各1棟の建設
生徒用簡易トイレ(5基)及び教員用簡易トイレ(2基)各1棟
雨水貯水タンク各1基,生徒用机・椅子計144台
教師用椅子各5脚,教師用机各4台
贈与契約署名日 2010年2月2日

カリロ県は、首都カンパラから北東に140kmほど離れたところにあります。人口は約15万人と比較的小規模ですが、県庁所在地であるカリロ町はウガンダの四王国の一つ、ブソガ王国の王宮があることで有名で、人々の交流が盛んです。しかし、住民のほとんどは農業を中心とした、自給自足の貧しい生活を送っています。また、ケニアとの国境へ続く主要幹線道路から離れていることから、中央政府の支援も遅れがちで、東部でも際立ってインフラ整備が遅れています。
同県には政府支援小学校が89校ありますが、県の1教室当たりの平均生徒数は93名で、全国平均の72名と比べても、教育環境は劣悪です。本計画対象の2小学校では、教室不足のため、屋外や茅葺屋根の東屋で授業を受ける生徒がほとんどでした。本計画で2小学校のインフラを整備し、教育環境の改善を図ります。

引渡式

2011年5月4日、カリロ県において、山崎参事官が出席して引渡式が行われました。