カタクウィ県における小学校施設整備計画

平成23年7月20日

計画の概要

被供与団体

カタクウィ県政府

供与額

87,131ドル

署名者

ンカタ・B・ジェームス県主席行政担当官

計画名

カタクウィ県における小学校施設整備計画

実施地

カタクウィ県(ウガンダ東部)

供与内容

小学校5校の教室棟建設及び机椅子の整備

贈与契約署名日

2010年3月17日

引渡し式開催日

2011年7月20日

 
カタクウィ県はウガンダ東部にあり、地域在住の民族名からテソ地域と呼ばれています。テソ地域は、1990年代以降、小型武器で武装した民族カラモジョンからの襲撃や、反政府組織「神の抵抗軍」(LRA)のテロ行為による深刻な被害も受けてきました。そのため、いまだに住民の一部が国内避難民キャンプにて生活している状況で、ウガンダでも最貧困地域の一つとされています。カタクウィ県には政府支援の小学校が71校あり、計約3万8千人の児童が小学校に通っていますが、1教室当たりの児童数が平均80名で、全国平均の71名と比べ、教育環境の整備は遅れています。本計画は、県内でも特に施設の整備がおくれている政府支援小学校5校(マゴロ小学校、トロマ男子小学校、アグイグル小学校、アレンゴ小学校、ウスク女子小学校)の教育環境を改善します。

引渡式

皆川大使と学校関係者
生徒による踊りの披露
2011年7月20日、カタクウィ県ウスク女子小学校において、皆川大使が出席して引き渡し式が行われました。
スピーチをする皆川大使
テープカット