パデル県における小学校施設整備計画

平成23年6月28日

計画の概要

被供与団体 パデル県政府
供与額 84,054米ドル
署名者 オタイ・チャールズ首席行政官
計画名 パデル県における小学校施設整備計画
実施地 パデル県ウォル準郡(ウォル・ンゴラ小学校)
リラパルウォ準郡(アルウェ小学校)
プランガ準郡(オレット・セントラル小学校)
供与内容 政府支援小学校3校に3教室・職員室・倉庫を含む教室棟
合計3棟9教室を建設
3人掛け椅子・机計162台を整備
贈与契約署名日 2009年12月21日

パデル県では2006年以降、内戦の終結に伴い国内避難民の帰還が進んでいます。各国政府・国際機関・NGOなどが様々なレベルで復興支援を行っていますが、生活に必要な基本的社会・経済基盤が、多くの地域において十分に整備されていないため、帰還した人々の生活の建て直しは困難に直面しています。
パデル県には230校の小学校がありますが、そのうち政府支援校が220校にのぼります。これらの小学校の多くは、長年の内戦の影響によりインフラの整備がとても遅れています。今でも、43校の小学校には教室がなく、多くの児童が野外で授業を受けている状態です。このような県の劣悪な教育環境を改善するため、本計画で3校の小学校に教室を建設し、机と椅子を整備します。

引渡式

2011年6月28日、パデル県において、山崎参事官が出席して引渡し式が行われました。