カセセ県におけるコーヒー加工を通した貧困緩和計画

平成24年10月18日

計画の概要

被供与団体

ブコンゾ・マイクロ・ファイナンス協会

供与額

106,161米ドル

署名者

パイネト・バルク運営委員長

計画名

カセセ県におけるコーヒー加工を通した貧困緩和計画

実施地

カセセ県チャルンバ準郡チャルフンバ村

供与内容

コーヒー加工工場(84m2)を建設し、機材(コーヒー焙煎及び粉砕機、包装機)を整備する。

贈与契約署名日

2011年7月13日

引渡し式

2012年10月18日


ウガンダ西部、コンゴ民主共和国との国境に位置するカセセ県は、1990年代、反政府軍ADF(Allied Democratic Force民主共同戦線)による内戦の影響を強く受けました。ブコンジョ郡チャルンバ準郡の住民の多くは、内戦中に国内避難民(IDP)となり避難民キャンプで生活をしていました。2000年からは中央政府の政策により住民の帰還が進められましたが、農地やインフラは復旧されず、生活は苦しいままです。ブコンゾ・マイクロ・ファイナンス協会は、カセセ県内の帰還民を対象に、農民グループの設立、オーガニック(有機)農業、貯蓄と投資を促進している団体です。本計画で、コーヒー加工工場を建設し、コーヒー焙煎・粉砕機と包装機を整備することで、農民の収入を向上させ貧困を緩和するとともに、オーガニック農業促進にも貢献します。

引渡式

プレート前で握手する被供与団体代表と大使
コーヒー加工工場視察
2012年10月18日、カセセ県チャルンバ準郡チャルフンバ村において、皆川大使が出席して引渡し式が行われました。
供与された包装機械
大使スピーチ
感謝の歌を披露する地域児童