キソロ県における雨水貯水タンク設置計画

平成24年10月16日

計画の概要

被供与団体

インターエイド・ウガンダ

供与額

96,546米ドル

署名者

スコラスティカ・ナシニャマ代表

計画名

キソロ県における雨水貯水タンク設置計画

実施地

キソロ県ニャルシザ準郡(ウガンダ西部)

供与内容

雨水貯水施設8箇所の建設、雨水貯水タンク36台設置

贈与契約署名日

2012年1月20日

引渡し式

2012年10月16日

 

ウガンダの南端の山間部に位置するキソロ県は、コンゴ民主共和国とルワンダの国境沿いの僻地にあり、アクセスが困難なため支援が届きにくい地域にあります。同地域の年間降水量は少なくありませんが、地下地盤に水脈が確認されていないため、井戸が掘れる場所が少なく、安全な水へのアクセス率は43.8%と低くなっています。本計画対象のニャルシザ準郡の人口は約28,700人ですが、簡易水道システムが1つ(給水所5か所)しかないため、水汲みの混雑が激しくなっています。そのため、不衛生な水溜りや沼の水を使用する住民が多く病気が多発しています。また、乾期には泉が枯れ断水が続くため、安全な水へのアクセスの確立が急務となっています。本計画で雨水貯水施設8カ所を建設し、雨水貯水タンクを右施設に各2台、小学校5校に15台、教会3箇所に各1台及び保健センターに2台、合計36台設置し、住民の安全な水へのアクセスを改善します。

引渡式

小学校の貯水タンク前でのテープカット
コミュニティ貯水施設の引渡し
2012年10月16日、ルレンブウェ小学校において、皆川大使が出席して引渡式が行われました。
大使から貯水タンクの水を受取る児童
大使によるスピーチ
伝統舞踊を披露する児童たち
関係者及び児童との記念写真