聖バキタ女子中高等学校女子寮建設計画

平成25年3月7日

計画の概要

被供与団体

聖バキタ女子中高等学校

供与額

108,327米ドル

署名者

オルガ・アルーア校長

計画名

聖バキタ女子中高等学校女子寮建設計画

実施地

キトゥグム県(ウガンダ北部)

供与内容

女子寮、トイレ棟、大型浴室及びブロック塀の建設。2段ベッド63台の整備。

贈与契約署名日

2012年3月19日

引渡式

2013年3月7日

 

ウガンダ北部地域は過去20年間、反政府勢力LRA(神の抵抗軍)と政府軍の間で内戦が繰り広げられ、約200万人もの国内避難民(IDPs)が発生し、公共サービスが破壊されました。2006年以降の和平交渉と治安の改善にともない、避難民の帰還が進んでいますが、公共インフラの復興は立ち遅れており、帰還民の生活の再建は未だ難しい状況です。キトゥグム県を含む北部地域では、伝統的に女子教育が軽視されてきたことや、内戦中の反政府勢力による誘拐、避難民キャンプでの苛酷な体験等から、女子生徒の多くは長い徒歩通学を恐れ学生寮のある学校を好む傾向にあります。しかしながら、学生寮が整備されている学校は少なく、進学を断念するか、あるいは途中で退学する女子が多いのが現状です。本計画で聖バキタ女子中高等学校に女子寮、トイレ棟、大型浴室及びブロック塀を建設し、2段ベッドを63台整備することで、女子の進学を支援するとともに、聖バキタ中高等学校の生徒の生活環境が改善されました。

引渡式

供与された女子寮
記念プレートを読み上げる大使,オケロ大臣
2013年3月7日、聖バキタ女子中高等学校において、皆川大使が出席して引き渡し式が行われました。
女子寮視察
寮の前で感謝の踊り
大使スピーチ
寮の前で記念写真