コボコ県内17校における安全な水へのアクセス改善計画

平成24年9月5日

計画の概要

被供与団体

イタリア援助ボランティア協会

供与額

94,545米ドル

署名者

ピエールルイジ・フロレッタ代表

計画名

コボコ県内17校における安全な水へのアクセス改善計画

実施地

コボコ県(ウガンダ北西部)

供与内容

深井戸17本の建設

贈与契約署名日

2011年12月9日

引渡し式日

2012年9月5日

 

ウガンダ北西部、西ナイル地域に位置するコボコ県は、南スーダン及びコンゴ民主共和国と国境を接する、人口約21万人の県です。西ナイル地域は、アミン元大統領の出身地であったため、一時は電気や井戸を含むインフラ整備が進みましたが、政権崩壊の際に敵対勢力から多くのインフラを破壊されるなどの大打撃を受け、多くの住民が隣国南スーダンやコンゴ民主共和国に避難しました。近年、同地域の治安は落ち着いていますが、教育システムを含む社会インフラ整備が遅れており、特に学校の水や衛生環境は劣悪です。本案件対象の17校は学校敷地内に水源を有しておらず、近隣のコミュニティーの井戸、川や泉から水を確保しています。特に乾季には地域全体で水不足になり、水汲みに長時間を要すため、授業に遅刻したり、水系疾患に罹る児童・生徒が多く見られます。本計画により、対象17校の児童・生徒11,510名(2011年4月現在)の安全な水へのアクセスが改善されます。

引渡式

2012年9月5日、コボコ・モダン中高等学校において、皆川大使が出席して引渡し式が行われました。