マナファ県における安全な水へのアクセス改善計画

平成25年6月12日

計画の概要

供与団体

最貧困削減基金

供与額

72,117米ドル

署名者

ジョセリン・カルマ・ナポコリ代表

計画名

マナファ県における安全な水へのアクセス改善計画

実施地

マナファ県ブティル準郡

供与内容

ナメカラ水源の保護、ポンプ小屋(38.16m2、集水槽(50㎥)、ポンプ・消毒室、倉庫を含む)、ポンプ用ソーラー電力及びジェネレーター、貯水槽(60㎥)及び給水所(11ヶ所)を設置し、水道を敷設(計5,039m)する。

贈与契約署名日

2011年7月13日

引き渡し式日

2013年6月12日


ウガンダ東部にあるマナファ県はケニアとの国境沿いにあり、人口は約330,400人です。マナファ県は1970年代のアミン政権下の混乱の後は内部紛争もなく,ウガンダの他の地域と比べると平穏ですが、大規模な援助が入らなかったため、民生環境のインフラ整備がかなり遅れています。 県の貧困率は56%(全国平均31%)、安全な水へのアクセス率は54.9%(全国農村部平均61%)です。ブティル準郡(人口約30,200人)には生活用水が井戸8本、小川2本、そして保護されている泉3つしかありません。そのため、多くの住民は水汲みのために毎日2キロ以上の道を歩かなければならず、女子生徒が学校に遅れたり、行かなくなる原因にもなっています。本計画により重力式の水道を建設し、ブティル準郡の11コミュニティー(住民約4,600名)の安全な水へのアクセスを改善しました。

引渡式

水源の視察
ポンプ小屋前でのプレート除幕
2013年6月12日,マナファ県ブティル準郡において,山崎参事官が出席し引き渡し式が行われました。
給水所で水を汲む子供達
貯水タンク前での記念写真