カロンゴ病院手術棟建設計画

平成27年3月11日

計画の概要

被供与団体

ドクター・アンブロソリ記念病院(カロンゴ病院)

供与額

110,618米ドル

署名者

ステファノ・サンティーニ(代表)

計画名

カロンゴ病院手術棟建設計画

実施地

アガゴ県 (ウガンダ北部)

供与内容

手術棟の建設

贈与契約署名日

2013年3月19日

 

カロンゴ病院はウガンダ北部のアガゴ県に位置し、2010年にパデル県から分離独立した新しい県です。北部地域は過去20年間、反政府勢力LRA(神の抵抗軍)と政府軍の間で内戦が繰り広げられ、約200万人もの国内避難民(IDPs)が発生し、公共サービスが破壊されました。2006年以降の和平交渉と治安の改善にともない、避難民の帰還が進んでいますが、公共インフラの復興は立ち遅れており、帰還民の生活の再建は未だ難しい状況です。カロンゴ病院はアガゴ・パデル県において地域住民へ手術サービスを提供する唯一の病院ですが、既存の手術棟は状態が古く面積が狭いため、衛生的及び安全な環境を確保することが困難な状況です。本計画により、新しい手術棟を建設し、年間約2,400人の手術患者及び約400人の妊婦に裨益します。

引渡式

藤田大使による記念プレート除幕式(右はマシュー・オドン・グル教区司教)
ステファノ医師(右)から手術棟内部の説明を受ける藤田大使
2015年3月11日,カロンゴ病院において,藤田大使が出席し引渡式が行われました。
ダンスグループによる歓迎
ステファノ医師に超音波検査機を手渡す藤田大使