聖テレサ女子中高等学校における電気設備整備計画

平成26年2月14日

計画の概要

被供与団体 聖テレサ女子中高等学校
供与額 50,658米ドル
署名者 エクワン・ビンセント(校長)
計画名 聖テレサ女子中高等学校における電気設備整備計画
実施地 アレブトン県アバコ準郡 (ウガンダ北部)
供与内容 ソーラー式電気設備の整備。
贈与契約署名日 2013年3月19日
引渡式日 2014年2月14日
引渡式会場 聖テレサ女子中高等学校
引渡式開始時刻 午前9時
 
 
アレブトン県はウガンダ北部のランゴ地域に位置し,2010年にリラ県から分離独立した新しい県です。北部地域は過去20年間,反政府勢力LRA(神の抵抗軍)と政府軍の間で内戦が繰り広げられ,約200万人もの国内避難民(IDPs)が発生し,公共サービスが破壊されました。2006年以降の和平交渉と治安の改善にともない,避難民の帰還が進んでいますが,公共インフラの復興は立ち遅れており,帰還民の生活の再建は未だ難しい状況です。ランゴ地域は,特に被害の大きかった地域の一つです。聖テレサ女子中高等学校は,アバコ準郡で唯一の全寮制政府支援女子中高等学校として,女子教育を促進しています。しかし,同地域の電化率は低く,安定な電気供給が得られないため,生徒の学習や生活に困難をきたしています。本計画により,ソーラーパネル及び関連電気設備を整備し,同校に在籍する366名の女子生徒の教育及び生活環境を改善します。

引渡式

2014年2月14日,聖テレサ女子中高等学校において,藤田大使が出席し引渡式が行われました。