草の根・人間の安全保障無償資金協力「イシンジロ県チガラガラ職業訓練校における給水及び衛生設備整備計画」大使視察

令和8年5月20日
2026年5月19日、佐々山大使は、イシンジロ県チガラガラ職業訓練校において整備された雨水貯水タンク(貯水量30万リットル)及びトイレ棟2棟を視察しました。
 
本事業「イシンジロ県チガラガラ職業訓練校における給水及び衛生設備整備計画」(供与限度額70,508米ドル)は、イシンジロ県で活動するアコード・ウガンダ(ACORD Uganda)からの支援要請を受け、令和5年度対ウガンダ草の根・人間の安全保障無償資金協力として実施されたものです。
 
事業実施前、同校には上水道が整備されておらず、職業訓練に必要な水を安定的に確保することが困難な状況にありました。特に乾季の水不足は深刻で、貯水槽が枯渇した際には生徒の保護者が自費で水を補填することを余儀なくされており、その費用を負担できない家庭では、子どもが退学せざるを得ないケースも生じていました。また、トイレについても、満杯になると使用できなくなる落とし込み式トイレが多く、衛生面での課題がありました。
 
本事業により、30万リットルの雨水貯水タンクとトイレ棟2棟が整備されたことで、在籍する約600人の生徒が安定的に水を利用できる環境が整いました。また、衛生環境も大幅に改善され、生徒がより良い環境のもとで職業訓練や学習に集中できるようになるとともに、水の確保にかかる費用を理由とした退学者の減少にも寄与することが期待されます。
雨水貯水タンクの視察
集合写真
蛇口から水が出ることを確認
トイレ棟の視察